今中基(いまなか はじめ)の半世紀を綴った著書「れんげそうはんせいき」です。日中間の緊張緩和剤となれば幸いです。
日中の関係がこれまでにない厳しさのなか、その緊張を緩和していくためには、お互いに理解を深めることこそが大切です。
中国の政界 経済界 教育機関などに人脈を作ってきた著者の歩みを知れば、中国人の考え方な
どの一面に触れることが出来ると思います。
今中 基の【 れんげそうはんせいき】に関する文芸評論家の講評
表題にある「れんげそう」は播磨の俳人・滝瓢水の「手に取らでやはり野に置けれんげ草」の句に由来するというが、仮名書きとした「はんせいき」は「半生記」と「半世紀」を掛けたものなのである。
まず面白いのは、著者が中国と関ることとなった経緯である。1960年著者は『暮らしのカードシステム』デイリークッキングを制作。これを当時の松下電器社長・松下幸之助に送ったところ、なんと直筆の礼状が届いたという。続きを読む⇒
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